スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キッファビーズ(Kiffa Beads, Mauritania)

kiffa.jpgMuritaniya 左の写真は20世紀前半にモーリタニアのキッファという町でつくられたとんぼ玉で、『オールドキッファ』と呼ばれるものです。その存在は1949年、フランスの民族学者R.Maunyが報告し、1980年代に、アメリカのコレクターがキッファビーズと名付けました。1980年代以降、キッファビーズはアメリカのビーズ研究の大きなテーマになり、多くの研究者やコレクターがこのビーズを求めてモーリタニアに旅立ちました。

 ヴェネチアやオランダのとんぼ玉を粉砕したガラスを原料にしてつくられており、技術的にも優れ芸術的価値が高く評価されています。粉のガラスを比較的低温で成型しているため、もろくなってしまい、完全な形で残っている物は数少ないということです。独自の模様ですが、もともとは古代のイスラム玉をまねてつくられたという説があります。コレクターの人気が高いため、近年では現地の女性グループが再びつくり出しましたが、質は古い物に及ばず『ニューキッファ』と呼ばれ古いものとは区別されています。また、最近ではインドネシアなどでもガラスや他の素材で模倣品がつくられています。(2006.11.22)

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
コンテンツ一覧
TOP PAGE

【とんぼ玉とビーズの世界史】
人類最古のビーズ(10~9万年前 )  古代エジプト・隕石のビーズ(B.C.3000年頃)   宝貝のビーズ(B.C.1000年頃~)   17世紀のとんぼ玉   20世紀のとんぼ玉

【重層貼眼玉】  
フェニキア玉   ケルト玉  ペルセポリス型  イラン・ガレクティ1号丘5号墓  ペルシアの瑠璃玉

【古代ローマ】
労働者のビーズ  壺型とんぼ玉  帯状モザイク玉

【ヨーロッパ・アフリカのとんぼ玉】
ベネチア玉  エチオピアンチェリー  ロシアンブルー  キッファビーズ  カメルーン  ベルベル人

【日本・中国のとんぼ玉】
江戸とんぼ玉  かんざし  和泉蜻蛉玉(大阪)  アイヌ玉(シトキ・タマサイ)  《民藝 387号》  戦国とんぼ玉  乾隆玉と単色玉

【アジア・オセアニアの諸民族】
台湾・パイワン族(排灣族)  《民藝 76号》  ボルネオ島・ダヤク族  パラオ共和国(ウドウド)  ミクロネシア連邦(ヤップ島)  インド・ナガ族

【アジアのとんぼ玉】
インド・バラナシ  インドパシフィックビーズ  ジャワ・ジャティムビーズ  ニューギニアビーズ

【東南アジアの遺跡】
タイ・バンチェン  ベトナム・サーフィン  ベトナム・オケオ  ラオス・ジャール平原

【コレクション】
芹沢銈介コレクション  平山郁夫コレクション  川田順造コレクション  とんぼ玉美術博物館コレクション
メール(e-mail)
ご感想や相互リンクの依頼などは、こちらから。

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。