林邑が成立したころ、ベトナム南部・カンボジアの一帯には扶南(フナン王国・1〜7世紀)がありました。ベトナム南部キエンザン省にあるオケオは、扶南の海外交易の中心都市と考えられている2〜6世紀ごろの遺跡です。1942年、フランス人ルイ・マルレ(Louis Malleret)が発見し、遺跡からは漢の鏡やローマの金貨などが見つかりました。なかでも、ローマのガラス玉・とんぼ玉も大量に発掘され、『ローマ=インド=インドシナ=中国』を結ぶ海の貿易路を直接的に物語る遺跡とされています。…続く(2006.4.29)
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